★各コラムには参考価格として楽天市場の販売店へリンクをかけておりますが、各種デザインを個別にご覧になりたい方は「クリスタルフルートショップ」のサイトへお越しください。また、さらに詳しい解説や個人輸入による楽器販売はこちらのサイトをご覧ください(不定期で入荷がありますが、現在お取り寄せはしていないのでご注意ください)
★参考価格について(2024/6)
当サイトで表示している参考価格は、サイト開設時(2022/7)当時のものですが、アメリカ製のためドル相場で変動があります。昨今の市場の影響で、2024年現在ではおおむね2000~9000円の大幅な値上がりになっております。購入の際は、リンク先での表示価格をよくご確認ください。
長さは635mm 最低音はピアノの中央ハ音(ド)コンサートフルートとほぼ同じ音域になりますが、3オクターブ目は発音しにくく、高音域がまとめにくいのが難点です。
非常に落ち着いた音色となり、ハ長調を吹く分には半開きが要らないのですが、トーンホールの間隔が非常に広く、特に右手は薬指で押さえることがほぼ不可能になります。この楽器に限り、右手は人差し指、中指、小指で穴をふさぐことになりますが、日本人の体格では演奏できる方が非常に限られると思います。大柄で手が大きく、腕や指も長い方向けです。
※この楽器は日本国内の通販では取り扱いが少ないため、購入したい方は個人輸入の方に在庫を確認するか、HALL社へ直接問い合わせ(英語サイト)となります。
Dフルート
長さは552mm 最低音はレ(Cフルートの一つとなりの白鍵)になります。名前の通り、半開きをせずに演奏するとニ長調(#二つ)のキーになりますが、ファとドを半開きにすることで、リコーダーやコンサートフルートとほぼ同じ指使いになります。素朴で落ち着いた音色を奏で、コンサートフルートとの互換性も高いのですが、フラット系のキーと、#4つ以上のキーは演奏が困難になります。右手のトーンホールも間隔が広めで、Cフルート同様、ある程度体格を選んでしまう傾向にあります。
★各種デザインを個別にご覧になりたい方は「こちら」へ
Fフルート
長さは470mm 最低音はファです。長さがほどよく、音色も落ち着いていて、発音がしやすい楽器です。オリジナルキーが♭一つのこの楽器は、フラット系とシャープ系のキー、どちらも調号が2個まで演奏できるので、融通が利きやすい楽器です。ただしハ長調で考えると白鍵の並びのほぼ中央から始まるため、指使いのシフトは少し難しく感じるかもしれません。この楽器も、トーンホールの間隔でお悩みが寄せられることがあります。
※この楽器は日本国内の通販では取り扱いが少ないため、購入したい方は個人輸入の方に在庫を確認するか、HALL社へ直接問い合わせ(英語サイト)となります。
長さは421mm 最低音はソとなります。オクターブの上位からのスタートで、聞こえ方と押さえ方を分けて考えたほうがいいかもしれません。オリジナルがト長調で♯一つついた状態ですが、Fフルートと似通った使い方ができます。吹き心地が軽快で、楽しさをより一層味わえる楽器です。トーンホールの間隔で苦労するのはこの楽器までのようです。
★各種デザインを個別にご覧になりたい方は「こちら」へ
Aフルート
長さは375mm いよいよ400mmを割り込んできました。最低音はラ。上からずれてきたと考えたほうが早いかもしれません。A管のクラリネットを演奏できる方はなじみやすいでしょうか。この楽器はフラット系のキーはほぼ演奏不可能。シャープ系で存分に楽しんでいただければと思います。短くなった分、持ちやすさが発生します。軽快な音色は低音域がフルート、高音域がピッコロと不思議な響きを醸し出します。
★各種デザインを個別にご覧になりたい方は「こちら」へ
長さは353mm この長さが持ちやすいというご意見をたくさんいただきます。最低音がシ♭になりますが、音色も落ち着いたピッコロという安定感を示し、吹きやすさも相まって人気が出ています。ハ長調の演奏のためには半開きが3か所必要ですが、慣れればそんなに苦労しません。これらの理由から、当サイトでは最もおすすめの楽器としております。
★各種デザインを個別にご覧になりたい方は「こちら」へ
Cピッコロ
長さは315mm 最低音がドで、軽さ・長さ・持ちやすさから手に取りやすいのですが、一つ問題を秘めております。Cフルートも同じ問題を抱えているのですが、全部押さえたときに「ド」を演奏できるとはいえ、リコーダーやコンサートフルートでは「レ」に相当する指使いなのです。多くの人が「一つずれて聞こえる」と戸惑うのはこれが原因です。
ハ長調以外演奏しない、と開き直って使うにはいいと思います。鋭さを抑えたピッコロといった印象の音色です。
★各種デザインを個別にご覧になりたい方は「こちら」へ
長さは281mm 最低音がレ。指使いはDフルートと全く同じで1オクターブ高く響きます。リコーダーやコンサートフルートに近い指使いという意味で、以前は一番おすすめしていた楽器なのですが、そこはピッコロ、やはり高音域の鋭さは厳しいものがあり(訓練次第で甘い音色も出せますが、熟練が必要です)練習しにくいという意見が多数あります。
しかし、価格が最も安価で入手しやすいため、販売店でもイチオシにしていることが多いです。
★各種デザインを個別にご覧になりたい方は「こちら」へ
★どの楽器から始めたらいいか迷っている方は、こちらで各楽器のメリット・デメリットを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
(ブログ記事)
★クリスタルフルートショップ(各種デザインを個別にご覧いただけます)
★クリスタルフルートサイト(個人輸入販売を行っています。楽譜も紹介しています)